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2012年10月

2012年10月30日 (火)

津波避難タワーを視察 名港管理組合選任副管理者と懇談

 10月30日、午後はずっと名古屋港管理組合です。

 まず、高潮防波堤の補強についての詳細を聞きました。地震が来て沈下しても、津波や高潮に耐えられる高さNP5.4mを確保するために8mまでかさ上げします。

 次に11月議会に向けた打ち合わせ、昨日の議員総会で要求した資料について意見交換しました。防波堤だけでは名古屋港の安全は守れません。しかし水門や防諜壁については、新たな地震と津波予測の分析がおくれているため(県かな)、制度設計ができないと言います。詳しくは議会で追及したい問題です。

 山田専任副管理者と懇談。これがメイン。日中関係の悪化が名古屋港にどのように影響しているか、直接、お話しをうかがいました。幸いなことに中国航路への影響は現在まではほとんど見られないとのことでした。政治的な問題が起きても、ここまで深まった経済関係は断ち切りようがないのです。

 ただしこれからは中国向け輸出の減少が懸念されます。中国向けの輸出と言っても日本の自動車メーカーが自社の中国工場へおくる自動車部品のこと。これが現地の生産状況次第で落ち込む可能性が大です。

 領土問題の日本共産党の提言を手渡し、冷静な外交努力こそ必要ですねと話し合いました。20121030

 鍋田ふ頭の津波避難タワーを視察。地面からの高さ10メートル。総工費4700万円。ちょっぴり安心です。11月には避難訓練も企画しているとのこと。せめてこれくらいの施設が各ターミナルごとぐらいには欲しいですね。

 ちなみに鍋田ふ頭は、中国航路のコンテナターミナルです。副管の言葉を裏付けるように活発な荷動き、活気あるコンテナターミナルでした。  20121030s20121030_2

高潮防波堤のかさ上げと補強 

 10月29日、国土交通省中部地方整備局は、「防波堤耐津波性能評価委員会」の検討結果を受けて、名古屋港の高潮防波堤を最大3mかさあげし、NP8mの高さに揃えるための工事を今年度中に着工すると発表しました。

 高潮防波堤については、老朽化と地盤沈下にくわえ、予想される巨大地震で防波堤そのものが沈下すると、私も名港議会で指摘し、必要な対策を求めてきました。ようやく国による本格的な工事が始まることになったことは、一歩前進です。

 しかしこれで安心できるのか?きちんと評価するために関係者からも情報を集める作業に取り組みたいと思います。M1070107s  

2012年10月29日 (月)

国保料算定方式の変更

 29日の名古屋市国保運営協議会に、来年度からの国保料算定方式の変更案が示されました。条例化したうえで11月議会に提案される予定です。

 名古屋市では、国保料を住民税をもとに算定していたのですが、国の制度変更で所得にもとづく算定方式に変えねばならなくなりました。

 住民税を計算するときには配偶者控除や障害者控除などがありましたが、所得だけを基準に保険料を決められると、家族が多い世帯や、障害者がいる世帯、低所得世帯などの保険料がぐんとはねあがります。

 なんらかの手を打つ必要があるとの認識は名古屋市当局も持っていました。市民からも国保料の値上げは許せない!と署名運動が始まっています。

 そんななか出てきた提案は、「世帯構成などに応じた本市独自の所得控除を、当分の間、保険料の枠内で実施する」というものです。

 「当分の間」とは? 東京や川崎では、いつまでは負担を軽くする、といった期限を区切った激変緩和措置ですが、名古屋市が言う当面の間とは、国保制度が都道府県単位で一本化されるなど、国による抜本的な制度改変があるまで、ということです。つまり実施後半年とか、5年間だけは、という期限付きでない負担軽減になるのです。

 恒久的な負担軽減策を求めてきた立場からすると、文字では「当面の間」ですが、実質上は期限なしの制度を設けることができたと言えるのではないでしょうか。

 「独自の所得控除」の中身は、細かくなるので数字の紹介は省きますが、負担増になる世帯を減らし、負担増の額を抑えるようにはしています。しかし負担が増える世帯が生じることは変わりません。やっぱり一般会計からの繰り入れも使って負担増を抑え込むことも必要ではないでしょうか。

2012年10月26日 (金)

名古屋市医師会急病センターを訪ねて

 東区にある名古屋市医師会急病センター(+名古屋市医師会館)を視察しました。9月の完成式典が防災訓練と重なっており、うかがうことができなかったのですが、ようやく訪問できました。2012年7月2日に新施設がオープンしています。 20121025_2

 ここは夜間や休日の一次救急に対応します。市医師会は各区の休日急病診療所、南区、中川区、守山区にある3カ所の平日夜間急病センターと共に、名古屋市内の夜間休日の急病に対応しています。二次、三次の救急を引き受ける病院群と共に、市民の健康と生命を守る要となっています。Photo_2

 Photo 新施設を案内してもらいましたが、新型インフルエンザなどへの感染症対策が徹底していること、そして災害時の医療活動の拠点となるための工夫と備えが随所に施されていることが大きな特徴です。井戸や7日間がんばれる自家発電、ベッドになる待合室ソファなどを見学しました。

  いざというときの備えのモデルとして、ぜひ多くの方々にも見学してもらいたいと思いました。

 あわせて、消費税問題やTPP問題での党の提言等もお届けしました。

領土問題を学ぶ

  愛知県平和委員会などが主催した領土問題学習会に参加しました。講師は松竹伸幸氏。彼の「これならわかる領土問題」という本を読み、いちどお話しを聴きたいなと思っていたところでした。

  講演では、尖閣諸島や竹島などをめぐる領土問題について、領有権を確定する基準についての基礎的問題をまず整理して紹介されました。

  そのうえで平和・革新勢力だからこそ領土問題を解決できる、として①歴史認識がカギを握る、②ナショナリズムを抑える外交、③日米と中国の双方の軍拡を批判できる、の三つの角度から問題の背景や解決の展望を語られました。一見いさましく見える軍事対応強化論では問題は解決できない、私たちの立ち位置に確信が持てるお話しでした。

  最後に、オスプレイは従属と侵略の象徴だと訴えた。安全保障と領土問題は切り離せない問題として捉え、国民の不安と関心に堂々と答えていく姿勢が必要と指摘されました。

 私は、名古屋市会での領土問題及びオスプレイに関する意見書採択について資料を配布し、物理的な対応強化でなく冷静な外交努力を求める意見書になるよう論戦したことや、オスプレイの配備と飛行訓練について地元自治体の意向を尊重せよ、との一致点を広げて採択にこぎつけたことなどを紹介しました。

 おまけですが、港区にある留学生会館(国際センター)には中国からの留学生もたくさん暮らしていますが、特段の問題は起きていないとのことです。むしろ原発事故直後の方が本国から大丈夫か?との連絡が殺到したそうです。冷静な対応こそ必要です。

2012年10月22日 (月)

港区子どもまつり

 港区子どもまつりであいさつしました。快晴の戸田川緑地公園はほんとうに気持ちいいところです。学童保育と公立保育園の労組などでつくる実行員会の主催。たくさんの親子連れが会場を訪れていました。             20121021s S

 保育料を値上げする議論が正念場を迎えます。学童保育への補助も削られ、トワイライトルームが南陽学区にもつくられようとしています。なかなか厳しい環境ですが、子どもたちの元気さにはいつも圧倒されます。

 花もきれいでしたよSimg_0332

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公契約条例を名古屋でも

 「反貧困ネットワークあいち」が主催する「公契約条例」の学習会が10月20日に開かれました。学習会シリーズ 人間らしい生活と労働を求めての第一回の企画だそうです。

 「公契約条例とは?」というタイトルの学習会、記念講演は、全国で初めて公契約条例を制定した千葉県野田市長の根本崇市長、基調報告を日弁連貧困問題対策本部の中村和雄弁護士(京都市長選の候補者としても奮闘)、そして愛知の取り組みとして、連合愛知の山本昌弘副事務局長、という顔ぶれの講師陣です。

 根本市長は、いちど視察にいきたいと思っていた野田市の公契約条例について、その制定経過や狙い、その後の運用改善などについて、詳しく語られ、たいへん勉強になりました。公契約条例そのものの意義をあらためて確認する良い機会となりました。

 中村弁護士からは、世界と日本の公契約規制の流れをまとまった形で学べました。とくに公契約条例は、行政の権力作用として制定されるものではなく、行政が結ぶ当事者の同意にもとづく契約を規制するものだよ、という課題の整理で頭の中がすっきりしました。

 連合愛知の山本さんの報告は、大村知事が熱心に取り組んでいるが、県下の自治体ではあまり進んでいない、というもの。民主党議員の姿が会場には見えず(私が知らないだけかな?)、ちょっとさびしかったです。

 名古屋市議会では、民主党と共産党が公契約についての質問を重ねてきています。当初は法律上問題がある、という態度だった名古屋市ですが、労働者の賃金水準の確保には一定の効果がある、という答弁まではするようになってきました。

 しかし、まだまだ壁は厚い。今回、学んだのは、いわゆる公共事業に関わる建設労働者の賃金だけが公契約条例の対象ではなく、業務委託や指定管理の契約も公契約の対象で、そこで働く人々の賃金や労働条件の確保にも大いに活用できる、という点です。

 ついつい公共事業にばかり目が行っていました。委託・民営化には反対という基本的態度を貫きつつ、委託しても人件費(少なくとも労働者の賃金)は変わらないよ、ということを契約条件に規定できれば、官製ワーキングプアをなくすことができます。同額でなくとも大きな歯止めとなります。

 公的施設の民営化が進められるいまだからこそ重要な条例だと再認識しました。なぜか、条例を制定している都市が関東圏に限られています。愛知・名古屋から新しい流れをおこしたい、民主党のなかの良識的な人達とも連携し、労働組合も上部団体の違いを越えて共同を広げ、がんばりたい、と思いました。

2012年10月19日 (金)

貧困を考える 2011年度決算審議から (2)健康福祉局について

 健康福祉局の決算審議でもっとも力を入れたのは貧困と格差の問題です。生活保護の問題がその入り口です。

 一つは、就労支援で貧困から抜け出せるのか、という視点です。生保が増えすぎ、とりわけ就労可能な年齢層の増加が問題視されています。しかし、働いても貧困から抜けだせないのが日本の貧困問題の深刻なところです。

 生保受給者への就労支援により、職についた人のデータをみると、そのほとんどがいわゆる非正規労働です。就職しても生保から抜け出せない低賃金・不安定雇用だという実態が明らかになりました。就労支援で働き始めた人1841名中306名しか生保から抜けだせなかったのです。

 市内で4万5千人をこえた生保受給者ですが、4500人は働きながら生保を受給しています。1万8千人は年金や手当も受け取っています。つまりまったく生保だけにたよる人は2万1千人、あとは働いていても年金をもらっていても最低生活水準に届かない人たち。

 生保だけで貧困を語ることはできません。雇用、まともな仕事を保障することが必要です。年金、食えるだけの最低保障年金が不可欠です。どちらも市レベルでは解決が難しい問題でもあります。

 もう一つは、生保受給者は多いのか、という視点です。貧困率の数値を使って議論してみました。

 日本の総体的貧困率は16%(厚生労働省発表)です。名古屋市で単純に当てはめると36万人です。この階層は年間可処分所得で112万円(単身世帯)以下の世帯です。生保では50歳単身者で年間約140万円が支給されます。 ところが名古屋市の生保受給世帯は2%、受給者数は4万人をこえたといっても、まだまだかなりの人たちが、生保を受けてもおかしくない所得なのに、生保の対象になっていないのです。

 もちろん、所得が少なくとも、資産があれば別ですが、貯蓄ゼロ世帯がどんどん増えていることも考えれば、低所得階層で財産を持っている人はごく限られた人でしょう。

 2%では少なすぎる、という議論こそ必要ではないのでしょうか。

 私は生保ですべてをカバーしろとは思いません。もっと重層的にセーフティネットを張り、格差と貧困を予防する対策が必要だと訴えたいのです。

 

中川運河の水上視察

 10月16日、党市議団で中川運河を水上から視察しました。名古屋港管理組合の作業船「あしづき」に乗り、ガーデンふ頭から掘止地区まで往復しました。Sdsc00454

 中川運河は昭和の初めに開通した歴史ある運河、いまは港湾施設として名古屋港管理組合が管理しています。 S_2

 現在は舟運のピークもとうに過ぎて、一日数隻が行きかう程度で1993年には「中川運河再開発基本計画」がつくられ、今年度は新たに「中川運河再生計画」の策定作業が行われています。  Photo_4

 再生計画では、運河沿いの土地利用を規制緩和し、にぎわいをつくりだすことなどが盛り込まれています。この計画自体をどう評価するのか、計画をつくる名管と名古屋市の議会で議論するための視察です。I_2

                          同時に、中川運河は運河口の水門や護岸など、地震・津波などの防災対策上の重要なポイントでもあります。この点も確かめることも視察の目的でした。

 詳細な分析と検討はこれからですが、陸上からでは気づかなかった景色が広がっており、有意義な視察となりました。Photo_5

予想していたよりも、大きな樹木と鳥(ウとサギ)が多く、環境面での価値も正しく評価していきたいと思いました。S これからの季節、鳥たちのみごとなⅤ字飛行も多く見られます。

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2012年10月18日 (木)

障害者の差別を禁止する法律を

 18日、愛知障害フォーラム(ADF)の方たちと懇談しました。市議会から「障害を理由とする差別の禁止に関する法制」をるくるよう国に意見書をあげてほしいとの要請に各会派とそれぞれ懇談している活動の一環です。

 国はいま、障害者権利条約の締結に必要な国内法の整備を集中的にすすめているところです。その中で、いわゆる差別禁止法の必要性が課題となり、9月には、差別の禁止に関する法制について検討してきた専門部会の意見がまとめられました。

 国への意見書では、この専門部会の意見書をしっかり踏まえた法制をつくってくれ、というのが切実な願いです。なにしろ、障害者自立支援法を廃止し新法を制定する過程で、せっかく当事者も入ってつくりあげた意見が、民主党政権によってないがしろにされた苦い経験がありますから。

 差別禁止法についての専門部会の意見は、かなりの長文ですが、なかなか興味深いていねいな指摘がされています。

 何が差別に当たるのか「物差し」を明らかにし社会のルールとして共有することが法律をつくる一番の目的です。そして差別として「不均等待遇」と「合理的配慮の不提供」をあげ、そのうえで様々な分野での具体例を示し、紛争解決のための指針を示すものに、という意見となっています。

 全文はまだ読み切っていませんが、勉強しがいのあるテーマです。各党間でしっかり調整して意見書をまとめたいものです。

 

2012年10月14日 (日)

あいち沖縄まつりがガーデンふ頭で すごい熱気

 どこかの集会でもらったチラシで知ったのですが、愛知の沖縄県人会連合会のみなさんが14日、ガーデンふ頭で開いたおまつりをのぞいてみました。いやあ沖縄そのものでした。 

Img_0282_640x480 毛遊び(もうあしび)=沖縄の野原でサンシン片手に、唄い、踊り、泡盛を飲みながら語り合う、の雰囲気で、沖縄を体感しようという集まりです。 

 琉球芸能、食文化、平和の心を発信する熱気に包まれていました。車だったので飲めなかったのが残念、自分たちの文化を大切にする沖縄のみなさんの姿に感激しました。

 会場の一角には「沖縄の現実展」というテントコーナーもあり、オスプレイや基地の問題を訴えていました。ほんとは市議会の意見書も宣伝しようかな、と思っていましたが、シャイな私は会場の熱気に圧倒されて終わりました。Img_0284_640x480

航空宇宙展でオスプレイの売り込みがされている同じ日に開かれた沖縄まつりでは、10万人が集まった県民大会の記事が展示され、オスプレイ反対の訴えがしっかりとなされているのです。県人会の主催でも、このテーマは欠かせないのだな、とあらためて沖縄の現実を知らされた思いです。

この素晴らしいまつりは、もっと広く紹介すべきでしたね、来年は連帯の気持ちも込めてもっと宣伝したいと思います。

あいち介護の会 総会

 土曜日は、愛知介護の会総会(正確には「第14回介護の充実を求める会愛知連絡会総会」です)に参加しました。介護保険ができて10年以上になりますが、課題は増えるばかりです。 

 県下各地の取り組みも報告され参考になりました。それにしても名古屋の介護保険料の高さや値上げ幅はひどいです。保険料と利用料の減免制度を求める請願署名も取り組まれています。

 また以前あった要介護高齢者等福祉金を復活させて、介護が必要になった低所得者への経済的支援をすれば、利用料と保険料を一括して減免する効果があります。これも工夫して政策提案できれば、と思いました。 

 日本共産党愛知県委員会からは、もとむら伸子さんがあいさつ。彼女のあいさつは、迫力に満ちていて、とても頼もしかった。どうしても国会に押し上げたいと思わせるあいさつです。Img_0273_640x480_2

2012年10月13日 (土)

国際航空宇宙展をみて その2

 セントレアの展示も見てきました。ブルーインパルスの飛行する日ではなかったので、人出もそんなに多くなかったです。でも、ごろごろ展示してあるだけで、ていねいな説明もあまりなく、いい加減さを感じました。

 自衛隊機の展示がやはり気になります。しかし、観客の視線は、止まったままの展示機体よりも、ボーイング社の大型輸送機ドリームリフターや滑走路を離着陸する旅客機の方に注がれています。カメラも同じです。Img_0266_640x480_2

 普段は入れない空港の滑走路の一角に入れたことの方が意味があるみたいです。

 室内展示コーナーは、航空関係の学校案内が中心ですが、自衛隊のPRコーナーがかなりのスペースを占めています。にこやかに親しみをこめて熱心にPRしていました。書籍コーナーにはオスプレイはすごい性能だ、という趣旨の本が山積みされていました。

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2012年10月12日 (金)

国際航空宇宙展をみて その1

ポートメッセなごやとセントレアを会場にした第13回国際航空宇宙展をのぞいてきました。日本航空宇宙工業会の主催です。Photo_3

10日は市議会超党派議員の視察で金城ふ頭のポートメッセ会場へ。私の問題意識は主に二点です。航空宇宙産業の応援が、軍需産業支援になっていないか? そして中小企業の支援になりうるか? 

 ポートメッセ会場は国内外の約650社が参加。商談会も盛んなように見えましたが、アメリカのボーイング社のブースには堂々とオスプレイPhoto をはじめとした軍用機の模型が展示されており、また別のところでは何と迎撃ミサイルシステムPAC3の模型までありました。もちろん自衛隊機の模型も。航空需要は軍民比率が5対5だとのお話もうかがいました。人殺しの兵器を平気で展示し、さあ買った買った、という展示でいいのでしょうか?Photo_2

 

愛知・名古屋の中小企業はこの分野で約250社と言われています。案内していただいたC-ASTEC(社団法人中部航空宇宙技術センター)には118社が加盟しています。何人かの社長さんや役員の方からお話しをうかがいました。これは貴重なお話しでした。

 航空宇宙産業では三菱や川崎など四重工といわれる大企業と防衛省が膨大な力をもっている一方、中小企業は高い技術力に誇りをもちながらも営業や人材確保で苦戦している様子がよくわかりました。また軍需産業では、技術開発が軍事機密扱いになり転用がややこしい、大企業の下請けから抜け出せない と言った声も。

 

 技術力には自信があっても売り込む先がなかなか開拓できないのが悩みです。航空機も日本国内で売れる機数はきわめて限られているので、アジアをはじめ世界に向けて売り込みをはかる意欲にあふれています。でも名古屋の航空展には、来てほしい海外のユーザーやメーカーは来ていない、アジアなどで開かれる航空ショーなどに出向いていかなければ商売にならない、とも。

 

 次期主力戦闘機がユーロファイターでなくアメリカのF35になったせいかヨーロッパ企業の参加が得られなかった、政治がらみで難しい、というお話もありました。

 今回の航空宇宙展はやはりアメリカの軍需産業、日本の大企業本位で構成されているのだ、と実感しました。中小企業の支援にはもっと別の工夫が必要です。

 そしてやっぱり平和でなければ航空宇宙産業の発展も、中小企業の発展もないということが、よくわかりました。自由経済と軍需産業も相容れないのではないでしょうか。 

2012年10月 9日 (火)

2011年度の決算審議(財政福祉委員会)その1

 2011年度の決算審議、私の所属する財政福祉委員会では、病院局、財政局、健康福祉局分を審査しました。

 病院事業決算の認定には反対です。理由は二つです。

 一つは、守山市民病院について、5月に策定した新名古屋市立病院改革プランでは事業継続としながら、一年もたたずに廃止を決定したことです。

 二つめは、守山市民病院における緩和ケア病棟の直営による運営を断念したことで、市立病院のがん対策を後退させたことです。

 前年に城西病院を民間に売り飛ばし、緑市民病院は今年から指定管理者制度を導入、守山市民病院も、住民と患者からの直営で存続を求める強い声を踏みにじる形で廃止と売却を決定してしまいました。市立病院のあり方として問題です。

 決算審議では、守山の緩和ケア病棟について、直営での継続を断念したのはがん対策の後退ではないのか?と質しました。当局は、緩和ケアは医療全体で取り組むべきものだから病棟がなくなったからといって後退とは考えない、と強弁します。
 この答弁には怒りましたよ、私は。新改革プランには、わざわざ緩和ケア病棟は市内に6つしかない、と書いてあるのです。緩和ケアそもそも論でごまかすことはできない、がん対策基本条例までつくった年なのに、がん対策の明らかな後退だ、と重ねて指摘しました。

 他党議員からも、緩和ケア病棟の廃止は納得できないとの声があがりましたが、当局は医師を公募しても集まらず、いまの体制ではもう限界だ、と今度は泣き言です。開き直りと泣き落としの繰り返しは、ちょっとみっともないですよ。

 東市民病院は、7対1の看護基準をとっていましたが、12月から3月まで4ヶ月間、患者が予定よりも増えすぎて看護師が足りなくなり、7対1がとれなくなりました。経営上の影響をただすと1カ月3千万円×4ヶ月で1億円強のマイナスという答弁です。

 私は、患者を積極的に受け入れるのはいいが、看護基準もランクが下がり、業務が過重になると看護師に無理がかかり、離職者を増やす。医師だけがはりきってもうまくいかない。医療と経営の目標をチームとして共有し、どんな医療を展開するか、総合的に判断して病棟運営にあたってほしい、と指摘しました。

 また病院の負担となっている消費税はいくらか? 約1500床の市立病院全体で平成23年度で5憶5227万円となるとのことです。これがいわゆる「損税」です。消費税が10%になると10億円の負担に。これは経営上、重い負担です。病院局としても、他の病院団体とも力を合わせて国にしっかりとモノを言うべき、と指摘しました。

2012年10月 8日 (月)

明日からは決算審議のことを・・・

 

 体育の日、わりきって身体を動かす日にしました。妻と二人で山歩き、なかなか行く機会がなかった鳳来寺山に登ってきました。1425段の石段はきつかった。体力の衰えというか、運動不足を痛感しました。それにしても久しぶりにたっぷりと汗をかきました。緊張感の汗でなく、こういう汗を流したかったんだよね。

 ブログですが、ついつい行事の記事が多くなります。議会、とくに委員会審議の最中は、その準備に追われて、審議の様子や結果についてこのブログでまとめてみたり、情報発信、問題提起したりというのがおろそかになってしまいます。おもしろいやりとりもけっこうあるのに、もったいない話です。 

 ということで、今週は少し9月議会の決算審議をふりかえって記事を書いてみたいと思います。 

 今日のNHKではホームドアの設置が進んでいない、というニュースを流していました。9月議会で採択したホームドアの意見書はタイムリーだった、と原案をつくったことを思いだし、やったね!と心の中でVサインを出しました。 

2012年10月 7日 (日)

環2 建設説明会 南陽町の声は

 台風17号が来た30日、名古屋環状2号線・西南部事業についての説明会が開かれ約二百人が参加しました。

 会場からの質問の中心は防災対策でした。「高架道路を津波避難施設として活用できないか」「ランプを設置してスロープつかって避難できるように」「阪神淡路大震災の高速道路の映像が目に焼きついている、倒れないよね」「地盤が悪いが杭打ちの深さは十分か」等々です。

 南陽地区の中心である東海通とつなぐランプの予定はない、との説明に、見直しを迫る要望もたくさん出されました。もっともな声ですが、ここ(南陽中学校東)にランプをつくると結局、下の道の車両を減らすことにはなりません。要検討ですね。

 夜には福田川が氾濫する恐れ有りと、避難勧告も出された地域です。 ゼロメートル地帯の防災対策は待ったなしと、あらためて痛感しました。

  高速道について、私たちは何でも機械的に反対という態度はとりません。ただし環境非悪化の原則を厳守させるのは当然です。

 残念ながら名古屋の都市高速道路は、騒音などで環境目標や要請限度がクリアできない状態があるままどんどん延伸されています。

 この日の説明会でも、この有料道路の速度制限は何キロだ、との質問に、時速60キロとの回答です。質問者が、百キロで走っているよ、言うと、環境アセスも60キロでやってるので・・・と答えます。つまり60キロで走ることが前提の環境対策しかやらない、と告白したようなものです。この面からもしっかり監視しなければいけませんね。

ささしまサポートセンターNPO法人設立記念イベント

 7日、反原発集会を途中で抜けて参加したのが、NPO法人ささしまサポートセンター設立記念イベントです。ホームレス支援などで永年がんばってきた藤井克彦さん(70歳と聞いてびっくり、まだまだ若い!)の話とゲストで湯浅誠さんが講演、藤井さんとの対談も。 

 生活保護へのパッシングのさなか、反貧困のネットワークを、よりしなやかに、さらにしたたかに、張り巡らすことが求められています。その大事な一角が笹島診療所を拠点に活動してこられたみなさんの活動です。 

 名古屋市に年末年始対策(臨時相談所と無料宿泊所の開設)を迫り実現させてきた歴史をしっかり踏まえて、私も議会でがんばりたいと思います。連帯の輪を広げながらがんばりましょう。Img_0216_640x480

原発いらんがね 秋の大行進

  市民団体の呼び掛けにこたえて白川公園に集まりました。私はデモ行進前に御無礼しましたが、2時間をこえて繁華街をアピールしたと聞きました。党南部地区委員会からもアピールグッズを作って参加しました。Img_0212_480x640107_0213_640x480




名港労協大会で来賓あいさつ

 名港労協の第41回定期大会で、来賓の一人としてあいさつしました。Img_0204_640x480

 名港労協は1960年に誕生した名古屋港の官民の垣根を越えた労働組合の協議体です。

 来賓には、全日本海員組合の森本雷行名古屋支部長も。第二次世界大戦で6万人の海員が犠牲となった歴史を語りながら海の平和を守る決意を語ってくれました。 

 私は、名古屋市会のオスプレイの意見書と竹島問題の意見書を紹介しながら、港の発展にとって、つまり組合員のみなさんの職場と雇用を守るためには、視野をアジアと世界に広げて、世の中の動きを見ることが大切だ、とくにアジアの国々と平和で友好的な関係を築き、交易を盛んにすることが欠かせない、と訴えました。 

 平和問題は、港湾にとっては理念問題ではありません。現実の経済と雇用に直接かかわる問題なのです。 

 防災問題では、鍋田ふ頭に津波避難タワーができました。必要な場所はほかにもあります。さらに設置を要求しましょう。そして、総合的な避難訓練を労働者参加でぜひ実現させよう、とよびかけました。大型トレーラーの運転手がいざというときどう避難すればいいのか、車両はどうするのか、などたくさんの課題があります。やってみなくちゃわからないことが少なくありません。 

 上部団体の違いを超えて、共同をすすめる名港労協の活動に心から敬意を表します。そして共同を広げながら、要求実現のために政治課題にも積極的に取り組む姿勢は堅持する、青山議長はきっぱりとあいさつしていました。

リニューアルした、しおかぜ作業所まつりであいさつ

 6日(土)リニューアルしたみなと福祉会しおかぜ作業所の祭りに参加しました。祭りには地元の正保小学校の金管クラブの子どもたちがみごとな演奏を聞かせてくれました。

 私も演奏のあと、あいさつ。みなと福祉会は名古屋市の昭和橋作業所民営化の受け皿にもなっていますので、市長に代わってよろしくお願いします。地域に作業所があることが災害時には心強い拠点となるでしょう、地域と共にある作業所としてのいっそうの発展を願います。Img_0198_640x480 また7日には、同福祉会のイルカ作業所の祭りでもあいさつさせていただきました。こちらには、地元の河原町内会の山車と尾張太鼓や、南陽女性会のフラダンスも。地元との一体感を感じさせてくれました。

 

2012年10月 4日 (木)

動物愛護センターを視察

千種区平和公園にある名古屋市動物愛護センターに視察に行きました。平成22年11月議会で「犬猫引取り料の有料化」が議題に上がり、共産党も賛成しました。決算審議を前に、その後の確認も兼ね、同センターの状況を調査するための視察です。今年はじめて名古屋市会で行われた、「子ども議会」参加の子どもたちも、同センターを訪れています。

 引き取り有料化の効果は出ていました。猫の殺処分が2010年4521頭から2011年3125頭に、犬が207頭から174頭に減り、有料化により増加が懸念されていた捨て犬や捨て猫も減っていました。

 名古屋市では、迷い犬・猫を飼い主のもとに戻せるよう、犬・猫のマイクロチップ装着費用の一部を補助しています。(660枚なくなり次第終了)   愛護センターの一番の課題は殺処分数を減らすことです。(昨年度のセンター業務 犬…譲渡157、返還204、殺処分174  猫…譲渡231、返還1、殺処分2701) 

 子ども議会の子どもたちには、命の大切さを知ってもらうために、殺処分場も見てもらったそうです センターでは「人と動物のふれあいの場」として、犬の散歩体験・ふれあい広場・しつけ教室・飼育相談なども行っています。(詳しくは名古屋市愛護センターホームページまたは電話052-762-1515まで) 

 動物愛護センターの犬や猫は「名古屋市のペット」と考えたいな。アニマルセラピーも盛んです。保育園から老人ホームまで、ふれあいと癒しを届け、命を大切にする心を育む大切な仕事を担ってもらっているのです。

 困った動物を引き取る施設から、動物とのふれあいを全市民に提供する施設へと、位置づけと発想を転換していきたいな、と感じました。決算審議でも取り上げます。、

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