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2012年8月

2012年8月31日 (金)

名管で富山に(2)・・・富岩運河

 名古屋港管理組合の視察二日目は、富岩運河環水公園です。

 富岩運河は富山市と岩瀬浜(富山港)を結ぶ約5.1㌔の運河、1935年(昭和10年)に完成し、200トン級の船が通れる構造で、物資の輸送に活躍した歴史を持っています。

 運河の真中にある中島閘門は、国の重要文化財にもなっています。水位差約2.5mを調整するパナマ運河式の閘門です。名古屋港の中川運河にも同様の閘門があります。102

 運河が物流の主役でなくなったことで、埋め立てて道路に、という声がありましたが、富山県では貴重な水辺空間として再生しようということで、公園として整備されました。093




 運河クルーズで中島閘門を通るコースは「水のエレベーター」体験は日本でここだけ!とうたっています。確かに2.5mの水位差は迫力がありました。

 私たちはSORA号というソーラー旅客船で案内してもらいました。運河沿いの緑も鮮やかでジョギングや散歩を楽しむ市民の姿があちこちに。076_640x480

 名古屋の中川運河の新たな再生・活用計画がいま議論されています。ひとつの歴史的使命を終えた運河をどう再生させるのか、ひとつのモデルとして大変参考になりました。

 

名古屋港管理組合議会の視察で富山に(1)

 名古屋港管理組合の行政調査第2班で、富山に行きました。第1班は韓国への視察で、そちらにごそっと行ったので、2班は8名という少数編成でした。(議員は計30名)048_640x480

 最初の視察先は、伏木富山港。日本海側の拠点港湾です。もっとも扱う貨物の量は名古屋港とはケタがちがう少なさです。では何が名古屋港にとって参考になるのか?

 国は、国際コンテナ戦略港湾として東西2港を選定し、「選択と集中」と称して大水深&高規格コンテナターミナルを優先して整備する港を絞り込みコストを下げて、釜山港などに流れた貨物をとり戻す、としました。

 ところが東西二つの拠点港湾に集中させると思いきや、日本海側拠点港を19も選び、総合的拠点港として5港を定めました。それぞれが韓国や中国、ロシアとの航路を積極的に誘致し、貨物の集荷に努めているのです。

 これだけ見ても、国の戦略は破たんした、と指摘しなければなりません。富山でも高速道路の開通もあり、岐阜県の企業へのポートセールスに力を入れていました。名古屋港より使い勝手が良い港として発展するかもしれません。 

 ロシアへの中古車輸出も盛んです。日本列島を逆さまにし、日本海を中心にした極東の地図が、日本海側の都市や港湾でよく見せられます。極東ロシアや韓国、中国などアジアとの近さが実感できます。

 どこまで行っても港湾はその背後地域の産業と切り離すことはできません。産業政策の一環としての港湾政策が必要です。ここが一部事務組合である名古屋港では、産業政策との関連した議論が弱くなりがちで、代わりに旧建設省サイドなのか、公共事業としての港湾という議論になりがちです。それでは困るのです。過大な投資になりがちです。

 伏木港は、万葉集の時代からの歴史を持つ港、また北前船で栄えた歴史もあります。そんな歴史的な営みも踏まえながら、新たな時代、アジアの時代での日本海側地域の活力を感じる視察となりました。  

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富山新港のコンテナターミナル。ガントリークレーンの直下まで行きました。コンテナターミナルの風景はどこの港でもほとんど一緒です。ちがうのは積まれているコンテナの数ですね。




2012年8月30日 (木)

南海トラフ地震&津波の被害想定

 8月29日、国は南海トラフ付近をを震源とする海溝型の巨大地震が発生した際の被害想定を発表。最悪で死者32万人、全壊238万棟、という想定だ。

 あわせて津波による浸水予測もきめ細かい数値が公表された。防災施設が機能せず、避難行動をとる人が少なかったときの最悪ケースの数字とはいえ、やはり衝撃だ。 

 港区でも震度7の揺れとほぼ全域での液状化、そして5mの津波が最悪で予想される。あたためて発表された内容をていねいに読み解き、具体的な対策をどう進めていくか、知恵をしぼりたい。  

2012年8月26日 (日)

非核名古屋港をめざす交流決起集会

 非核名古屋港を求める署名運動の飛躍をめざす決起集会が26日開かれました。核兵器も放射能汚染もない非核名古屋港の会が主催。呼びかけ人など約30名が集まりました。 

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呼びかけ人の恩田明彦さん(被爆者)の被爆体験を踏まえた訴え、同じく呼びかけ人の独楽のおっちゃんこと藤田由仁さんは独楽の曲芸も披露しながらのお話し。Img_0004_480x640

 私も、名古屋港の現状について、核兵器と放射能をめぐる議会論戦を中心に報告しました。こうした機会を活かして、あらためて議会質問をまとめ、非核の港湾づくりについて学習することができました。 

 最近の名古屋港への米軍艦船の入港実績、核兵器持ち込みをめぐる論戦、核兵器搭載艦船を拒否するための各港の取り組み(神戸・四日市・小樽など)・放射能汚染について、などを報告しました。 

 議会でも、この会が名古屋港の各地点で放射能測定を行ったことを取り上げたところ、さっそく当局による放射能測定の地点も回数も増えたことも紹介しました。

 交流では、中古自動車など放射能汚染の現状についての質問が集中、名港労協の吉井さんが現状報告し、質問に答えていました。この放射能汚染問題をとりあげたところがこの運動の新しいところでもあります。Img_0010_640x480

 まだ署名は2千名にもう少しという水準です。11月の名港議会に向けて、さらに署名をつみあげよう!と決意を固めあいました。

3年目になりさらに充実! みなと国際交流のつどい

 港区東海学区にあるUR九番団地は、市内最大のブラジル人集住地域です。東海小学校に通う子どもたちの約2割は日本語指導が必要か、外国籍の児童です。

 地元学区をふくめ多文化共生を推進する組織が港区につくられ、区役所窓口への通訳配置などの取り組みがこつこつとすすめられ、名古屋国際センターの日本語教室のとりくみなども行われています。私も10年前から市議会で外国籍児童の就学問題を取り上げてきて、教職員の配置はそれなりに改善でいたと自負しています。
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 そんな九番団地で、国際センターの支援を受けた実行委員会による「夏祭り」が25日(土)の午後に行われました。 

 幸い、団地の建物の広い日陰がメイン会場となり涼しい。オープニングは中京大学の学生ボラさんの津軽三味線の演奏(かなり聴きごたえがありました、浴衣姿も素敵でした)です。

 学区委員長の開会あいさつ、それを司会者である中学生が通訳してくれました。今年の祭りは、学区あげて協力する体制が強化され心強い限りです。また団地では初めて、日系のバイリンガルの方が区政協力員になったこともあるのか、団地自治会ぐるみの参加が実現、昨年に比べて、日本人の参加が格段に増えました。ラストは女性会の盆踊りでした。Cimg5027_640x480

 子どもたちが元気です。九番保育園の園児による踊りと太鼓、NPOまなびや@KYUBANを放課後の居場所としている子どもたちもヒップポップダンスを披露。自然と親も集まってきます。

 ブラジル料理の屋台や、ポルトガル語でも学べる防災ゲームコーナー、スーパーボールすくいやお化け屋敷など夏祭りらしい手作り企画もたくさんありました。ごみの分別ゲームや警察の防犯ビデオ上映コーナーも。なかなか幅広いメニューが並んでいます。

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私も飛び入りであいさつさせてもらいました。 「これからワールドカップやオリンピックでブラジルが国際的にも注目されます。この地域の国際交流をもっと情報発信していきましょう。夏の終わりの祭りとして定着してきた、この集いをたっぷり楽しみましょう。」

 領土問題や市長発言などで、国際交流もたいへんですが、草の根の市民レベルでの自然な交流を通じて、確かな平和を築きたい、と強く感じた集いでした。

2012年8月24日 (金)

堀川の水門を視察

 堀川口防潮水門&ポンプ場を視察しました。質問では何度もとりあげてきましたが、ようやく現場を見ることができました。私の質問がきっかけで改善されたことを確認しました。
 開閉状況のインターネットによる情報公開、津波警報発令に伴う閉門操作の開始、24時間常駐体制の確立、などが行われるようになりました。Photo

 同時に、24時間化に対応するために行われた業務委託で、様々な問題が起こっています。現場からの声をふまえて、さらに調査したいと思います。

2012年8月23日 (木)

地域委員会 公募委員は定数どおりの立候補 ???

 地域委員会の新たなモデル事業に8学区が名乗りをあげ、公募委員の立候補者の届け出が行われました。
 ところが8学区とも届け出た立候補者は、8学区とも公募委員定数(5人)どおりの立候補者数となりました。選挙で地域の代表を選ぶ仕組みが早くも形骸化しているのでは?
 立候補者の多くが区政協力委員などで占められ、一般市民の姿がみえてきません。立候補しようとしたが、地域の有力者に圧力をうけて断念した、という市民からの声も届いています。
 住民自治の新しい形に地域委員会がなるのかどうか、極めて疑わしい、と言わざるを得ないのが、現時点での正直な感想です。

守山市民病院 買い手つかず

 多くの市民の反対の声を押しきって、名古屋市は守山市民病院の廃止・民間移譲を決めてしまいました。市議会では、廃止条例に反対したのは日本共産党だけでした。
 さて、土地と建物あわせて約15億1千万円ですが、8月21日の期限が来ても結局、どこからも手が挙がりませんでした。買い手つかず。病院局もこの結果はかなりのショックです。
 事前アンケートでもいくつか好意的な反応があり、現地説明会には数法人が参加したので楽観していたようです。売却価格を事実上ひきさげる、募集対象法人を全国に広げるなどして再公募を行うことになりそうですが、市民の財産をたたき売るのは問題です。
 市直営では採算が悪いから民営化、といいますが、採算性を考えたらなかなか手が出ない、しかも特定の法人に売り込むわけにもいきません。地元から厳しい批判が出るのは必至です。
 あらためて公的な病院をきちんと運営することは、自治体の大切な責務ということを思い起こしましょう。そのうえで今後、病院をどう存続させていくか、しっかりと議論していきたいと思います。

2012年8月19日 (日)

中小企業振興条例制定に向けた愛知県の取り組みをうかがう

 8月7日、県の中小企業振興条例づくりについて、担当者からレクチャーを受けました。愛知県は昨年から条例制定作業を始めており、この9月議会での制定をめざしています。
 市の条例策定作業も8月9日に検討委員会を発足させ議論を開始しましたが、県の取り組みはかなりていねいだ、と感じました。

 一つは現場の中小企業を県職員のみなさんが訪問調査してきたことです。春と秋の年2回、県内の中小企業を100社ずつ訪問しています。2名ペアで概ね1社当たり1時間、平成20年ごろから100社に拡大してきた、業種のバランスをとると同時に、小規模企業(製造業は従業員20人以下、その他は従業員5人以下)を意識的にピックアップしている、とのこと。調査依頼を受け入れてもらえる会社を100社確保するのはなかなか大変だそうです。
 それ以外にも、公募で呼びかけた車座集会を7回、ネットを通じたアンケート458件、そして中小企業活性化懇話会(23年度に3回)開いて、きめ細かく中小企業の実態と要求 を把握しています。

 条例はいわゆる理念条例ですが、現場の意見を踏まえて、愛知県の特色をとりあげつつも、製造業だけに特化したものにはしない、関係者に期待される役割として、大企業や民間金融機関の役割にも言及する、施策の推進にあたっては、中小企業の実態を把握し、中小企業や県民の意見を聴取することを位置づけることなどが注目されます。

 私は、行政職員の訪問調査に敬意を表すると共に、中小企業支援に関して感じている問題意識をいくつか質問しました。そのなかで担当者から出てきた声を紹介します。

行政が提供したい支援と中小企業が必要としている支援のギャップに気づかされた。

中小企業は苦しんでいるがどうしていいかわからない、情報が入ってこない、元請け親企業を通じてしかわからない、というのが実態。

条例をつくってもただちに施策に活かされるかは?だが、条例化することで施策の継続性は確保できる。

担当になる前は、大企業が栄えれば自動的に中小企業も栄えると信じ込んでいたが、現場を訪ねてみると全然違っていた。

愛知産業労働ビジョン2011-2015では施策の柱のトップは「中小企業力の強化」を掲げている。(実態は、大企業支援の施策が優先されているとは思いますが・・・)

中小企業支援では、市町村との情報共有が弱い。県事務所も機能縮小されてしまった。市町村の産業振興は、企業誘致・利子補給・業界団体向けセミナーぐらいで非常に弱い。

愛知は単一系列への依存度が極端に高い。中小企業がグループになり束になって新たに外から仕事をとってくるとか、ができない。営業なしでもやってこれた。技術はある、仕事を見つける、どこに新しい仕事があるのか見つけるような支援が足りない。

人口減少社会の中では、技術開発するか、新たな市場を開拓するか。ものづくりだけでなく、もの+サービスを!と考えてもらうきっかけをつくっていきたい。

地域金融機関の役割は重要。融資だけでなく地域密着型のコンサルティング、産業支援機関として活動してきている。が、各金融機関はそれぞれバラバラにやってるのが現状。

行政の担当はやはり次々に変わる。商工会議所などで、支援のための人材やノウハウをもっと蓄積できるようにならないか。

支援の効果を測る指標はなかなか難しい。コツコツと成功事例を増やすことが必要。

 県条例の制定を見据えながら、市条例はどうあるべきか、条例に内容と同時に、制定に向けて、市の職員と中小企業関係者のみなさんがどう現状認識と課題を共有できるか、考えていきたいと思います。

郡上踊りと鮎の旅

 港区後援会恒例の郡上踊りと鮎の旅(南区後援会と共催)が今年も18日から開催されました。私は、衆院選予定候補の河江さん(比例)、西田さん(四区)と共に夕方から合流です。
 郡上踊りには不思議な魅力がありますね。長い歴史を踏まえていまでも地元の生活に密着し、大切にされています。踊りの輪も自然に広がっています。そろいの浴衣をきた人たちが踊り、あとは見物、という祭りではありません。上手な人を見習いながらみんながそれぞれのスタイルで踊っています。無理やり、みなさん輪をつくってください、とか、さあ踊りましょう、とか指示されるわけでもなく、自然にお囃子にあわせてみんなが踊りだすのです。
 18日は名古屋にも大雨警報が出たり、郡上でも昼は雨が続き心配しましたが、踊りが始まる午後7時ごろからは雨もあがり、涼しくなりました。でも春駒を一曲踊ったらもう汗だくです。
 宿での宴会も盛り上がりました。いろんな芸があるものですね。なかなか再現が難しい。残念ながら、日曜日も諸行事があり、河江さんと夜のうちに名古屋に戻りましたが、温泉とおいしい料理と郡上踊りにと、夏の夜を後援会員のみなさんと楽しめました。

2012年8月17日 (金)

夏休みの控室でも 生活相談その2 保険料が高い

 昨日(16日)はもう一件、電話がありました。70代の女性ですが、介護保険料が今年急に高くなったという訴えです。基準額で3割も値上げされてしまったので当然のお怒りです。

 でもよく聴いてみると、これまでは非課税だったのに、今年は課税扱いになっている、ようなのです。もちろん年金ぐらしですから、収入に大きな変化はありません、むしろ受け取る年金は減っています。 なんかおかしいな、と思って区役所に問い合わせてみました。

 わかったのは、彼女が今年は未申告で、昨年まで申請していた寡婦控除、扶養控除(働けない息子さんと二人暮らし)が届け出されてなく、市民税課税世帯となってしまい保険料段階があがってしまい二重に大きな値上げの通知になっていたことがわかりました。

 年金収入が少なくて、いわゆる非課税ですと、税務当局は「申告」の必要がない、と言います。ところが介護保険料や国保料、後期高齢者保険料などは、所得がゼロでもそのことを「申告」しないと「所得不明」の扱いで高い保険料が課せられてしまうことがあるのです。

 彼女の場合、所得の控除を申請することで、いままでどおり税金も非課税になり、その結果、後期高齢者保険料は、均等割りの7割減額が適用され、介護保険料の保険料段階も下がります。ついでに敬老パスの負担金も軽減されるのです。

 すぐそのことを伝え、喜んでいただけました。例年は友人と申告していたのに、今年は未申告だったと思いだしたようです。さっそく手続きに行ってきますとのことでした。

 この「申告」問題は深刻な問題なのです。国保を例にすると、名古屋市では昨年の決算で、所得ゼロ世帯は5万6862世帯、保険料平均は2万5869円ですが、所得不明世帯は4万4869世帯もあり、保険料平均は5万2927円なのです。

 所得不明のかなりの世帯が、申告をしておらず、年間4万円をこえる国保料の均等割りを全額払わされているのです。でもゼロ円でも申告すると、この均等割りが減額(所得に応じて7割・5割・2割の減額)になるのです。

 国税・市税の役所と医療や介護の保険料を扱う役所の連携のまずさから生じている実態です。市区の保険年金課では4万を超える方に簡易申告を呼びかけるハガキを送ってはいますが、小さい文字でわかりにくい。しかもその努力の一方で、市税事務所は区役所から切り離され、非課税ならば申告は必要ない、と言い続けている実態があります。

 年金など収入が変わっていないのに保険料が急に増えた、という話を聞いたら、申告は済んでますか?とぜひ一声かけてあげてください。

 税務と保険の両部署で、力をあわせてもう少し知恵をしぼりなさい!

夏休みの控室でも生活相談 その1 ホームレスの生保

 お盆休み中の党市議団控室に、60代のホームレスの男性が相談に来ていました。日本共産党県委員会の生活相談に電話したがお盆休み中で、十分な対応ができなかったようです。
 生活保護を受けたいのだけれど、長期間の施設ぐらしはいやだ、ということで、区役所から一時保護所でもある名城シェルターに行ってたが、そこを追い出されたとのこと。
 本人は、笹島寮(保護 更生施設)に入りたいとのことだが、担当からは植田寮(〃)だけを進められていると言う話です。
 たまたま16日に役所にきたときにも来ていたので、とにかくお話しを聞き、保護担当者からもこの間の経過等を聞きとりました。

 本人の希望と役所の援護の進め方にズレと誤解があるようです。本人にも、役所が植田寮を紹介した意図をお話しし、役所にも、本人の希望をあらためて伝え、再度、相談していただくことにしました。

 60代ですが、働く意欲と身体的条件があれば笹島寮、年齢や身体的条件の関係などで働くのがきびしいな、というときは植田寮、という一応の仕分けが役所にはあるようですが、長いこと施設に入れられるのはいやだ、多人数部屋でボスがいるらしいと聞いている、との不安が相談者にはあるようです。

 彼は、豊田市でホームレス状態になり、役所にいったら、名古屋に行けば泊るところがあるよ、と言われてきたそうです。まだこういう扱いをしているのですね。

 本人の事情には同情すべき点も、もう少し何とかならないのかなと首をかしげる点もありましたが、まずは生きることが優先です。貧弱な年金制度が問題の根本にありますが、とにかく人生に対して前向きになれるように援助することが必要です。

 市役所&区役所のみなさんもほんとうにお疲れ様ですが、よろしくお願いいたします。

2012年8月14日 (火)

いわさきちひろ~27歳の旅立ち~を見て

  名演小劇場で上映中のドキュメンタリー映画「いわさきちひろ~27歳の旅立ち~」を見てきました。96分があっという間、ちひろの描いた子どもたちの表情にあらためて引き込まれました。
 ドキュメンタリーとして彼女の一生をふりかえっているのですが、既に本などで知っているエピソードなのに新鮮な気持ちで見ることができました。
 

 絵を映画で見せることが新鮮です。彼女の絵を見ていたようで深く見てはいなかったなあ。映画のもつ表現力の奥深さも感じました。

 27歳の旅立ち、というタイトルは、彼女が戦後、映画では直接は語られていませんが日本共産党と出会い、そして愛せる夫と出会い、その才能を開花させていく場面を、彼女の人生の転換点として描いているところからつけたんだと思います。
 

 一人一人の個性が花開く社会をつくる、その活動においても文化や芸術の才能や権利を大切にしながらすすめること、が必要ですね。 

 ぜひ多くの方に見ていただきたい映画です。まだ間に合いますよ。

2012年8月13日 (月)

ロンドンオリンピック閉会式 私は何に感動したか

 ロンドンオリンピックが閉幕しました。ついつい夢中になって、見てしまった競技がいくつもありました。娘二人が部活でバレー部だったこともあり、女子バレーの三位決定戦はなかなかでしたね。

 
 さて、開会式のポールのうたうヘイジュードは聞きそびれてしまいましたが、閉会式もなかなかでしてたね。私にとってのイギリスはブリテッシュロックのイメージがいちばん強いのです。
 

 ビートルズの同時代体験はない世代ですが、彼らの曲をひととおり聞いて育ってきました。閉会式のイマジンはやっぱりね、というところですが、反戦平和のテーマソングのひとつでもあるこの唄はオリンピック精神をあらためて思い起こさせてくれます。
 

 閉会式で次々にミュージシャンが登場、ロックがこの国の人にどう受け入れられているのか、よくわかった気がします。そのなかでもクイーンがトリで登場したのは期待もしていたけど、うれしかったな。いちばんの感激でした。 

 いまはなきフレデイの姿がスクリーンに映し出され、会場との一体感はライブアルバムの再現、そしてウイウイルロックユーとおなじみのフレーズが・・・。ああ、日本だけでなくイギリスでそして世界中でいまだに愛されているんだな、とうれしくなりました。懐メロでなくスタンダードになっているんですね。

 私事ですが、私が中学生の頃、クイーンが日本で突然、人気バンドになりました。私も友人と確か2回ほど、東京のコンサートのいきました(当時は千葉に住んでいました)。それ以来、ずっとファンです。 まったく個人的な五輪の感想でした。

2012年8月12日 (日)

2012あいち平和のための戦争展

 今年で21回目となる「あいち平和のための戦争展」が、12日から15日まで鶴舞の市公会堂4階で開かれています。私は12日初日にいってきました。 

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今年は、河村市長の発言を踏まえて、「戦争の真実を見つめ直す 南京大虐殺はなかったのですか?」が一つのテーマになっています。当時を知る加害者、被害者双方の生々しい証言の数々がパネルで展示されています。加えて市長発言を検証するコーナーや教科書の中では日中戦争と南京事件がどう扱われているのか、といった展示も。ぜひ見てください。Cimg4977_640x480

 その他に、「日本の植民地支配」「戦時下の日本・愛知」の二つのコーナーでは、過去の戦争の加害責任と被害の実相を様々な角度から明らかにしています。なかでも愛知・名古屋が戦争にどうかかわっていたのか、どんな戦争遺跡が残されているのか、ここでしか学べないものが少なくありません。
 

 加えて、「現代の基地問題と沖縄」「現代の戦争と平和」のコーナーでは、日本と世界の現在が紹介されています。とくにオスプレイ配備をめぐる問題、秘密保全法、原発と放射能問題など、最新の情報もたくさん紹介されています。Cimg4981_640x480

 こうした問題に取り組んでいる様々な市民のグループがあることにも励まされます。歴史の事実から目をそむけず勇気をもって真実と向き合うこと、新たな戦争への動きに敏感に注意深くなること、自らの感受性を研ぎ澄まし、人の痛みに共感する力を育むこと、を大切にしたいと感じた、戦争展でした。

2012年8月10日 (金)

大阪港を調査

 8月9日、大阪港埠頭株式会社及び大阪市港湾局、夢洲コンテナターミナル株式会社を訪ね、国際戦略港湾に対する取り組みについて調査・視察しました。

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 Dsc00120 大阪港埠頭株式会社は、大阪港埠頭公社が株式会社となり、大阪港における港湾運営会社への指定が予定されています。いわゆる港湾運営の民営化を担うとされる会社です。総務課長と経営企画室長からお話しをうかがいました。

 ポイントは、民営化のイメージをつかむこと、と国際戦略港湾に選定された意味をつかむことです。

 公社が株式会社になり、社長に民間人が就任、市の外郭団体であることには変わりがなく議会の関与も変わらないと言うことでしたが、社長が天下り人事から民間企業の出身に変わったことの方が大きな変化のようでした。

 一元的な管理運営、貸付を担う会社ですが、大阪港の最新鋭のコンテナターミナルは既に夢洲コンテナターミナル株式会社がメガオペレーターとして設立されています。ここはこのままです。Dsc00135

 港湾運営会社は、公共をはじめ様々な整備手法でつくられてきたコンテナターミナルを国や自治体から借り受け、必要な整備や維持管理を行いながら、船会社や港湾運送事業者などの特定の利用者に長期かつ専用に貸付を行うのが本業です。

 その貸付相手のひとつが夢洲コンテナターミナル株式会社(DICT)ということのようです。この形態ならば、名古屋港でもわかりやすい。

 公的に整備した港湾施設を、特定業者に占有させる仕組みを合理化するものともいえそうですが、港湾運営会社はどうやって利益を出すのか?ときくと安く貸してもらい、付加価値をつけて貸し出す、その差額が設けの源泉のようです。(理解が不十分かも)又貸し業ですね。公が直接貸し付ける方が安いのではないか?と考えてしまいますが・・・・施設管理をどう安くあげるか、なのかな・・・

 国際戦略Dsc00129 港湾の戦略は、つい担当者も苦笑いするしかない、という感じでしたね。港湾局からの説明でも、久しぶりに、釜山へ流れた貨物を取り返す云々の話を聞きましたが、その成果は?と訪ねても、笑っておしまいです。これは民営化したからといってできる課題ではないのです。ここを勘違いしないようにしたい。

 共通していたのは、貨物を奪い合うことではなくて、産業を活性化させて貨物を増やすことの方が大事であるということです。いくら港だけ整備しても問題は解決しないとあらためて確信を持ちました。

 そのことを前提にして、大阪では、インランドポートの検討や、コンテナターミナルのすぐ後ろに物流だけでなく製造業をふくむ企業立地をすすめる構想が進められています。

 神戸港や堺泉北港との連携や統合問題についてもいろいろお話しをうかがいました。これからの興味深いテーマです。産業政策とかみあった港湾政策がますます重要になるときに、自治体港湾はどうあるべきか、大きな視点で検討する必要を感じました。

 一方で、会社の方に、コンテナ埠頭以外のところはやらないのですか?(フェリーふ頭は従前から埠頭会社の管理)ときいたら、そんなところまで管理していたら会社はつぶれる、もうけはでません、とのことでした。そりゃらそうでしょうね。もうかる埠頭だけ民営化して、あとは自治体まかせのままということですか、とたずねると、そういうふうにも言えるかな、とのこと。港湾民営化、業務の採算性をどの港湾全体で考えた場合、コンテナ埠頭だけも民営化することの良し悪しはもう少し議論がいるなあ、と思った次第です。

もりだくさんで、消化するのにもう少し時間がかかりそうな視察となりました。

ピースおおさかを視察

 (在)大阪国際平和センター=ピースおおさかを視察しました。倉田清館長と懇談し、施設を案内してもらいました。橋下市長(前知事)のもとで設立の理念をどう守り運営しているのか、直接、見て聞いてみたいと考えていました。Dsc00054

 ここは1991年開館、財団設立の目的には「戦争と平和に関する情報・資料の収集・保存・展示等を図るとともに、平和問題に関する調査研究・学習・普及等を図ることによって、戦争の悲惨さを次の世代に伝え、平和の尊さを訴え、平和の首都大阪の実現をめざして、世界平和に貢献する」とうたっています。

 館内は、「大阪空襲と人々の生活」「15年戦争」「平和の希求」の3常設展示室をはじめ、大阪空襲の犠牲者約1万5千名のうち約9千名の実名(数でなく一人ひとりの名を明示しようと努力が積み重ねられています)を刻んだ「刻の庭」などがありました。 

Dsc00079  15年戦争についての展示が、様々な攻撃を受けてきたところです。中国や朝鮮に対して日本が何をしたか、正面から展示しています。大阪は、とくに朝鮮半島とは縁が深い土地柄でもあり、展示にも力が入っているのかな、とも思いました。

 日本によりアジア諸国への加害の事実を見据えることが、自虐史観だと攻撃されていますが、少なくとも国際社会の一員として日本が生きていくのに、世界共通の歴史認識を持つことは最低限、必要な歴史教育ではないでしょうか。自国内でしか通用しない歴史観では困ります。Dsc00069

 大阪では「維新の会」の議員による攻撃が議会でも繰り返されています。選挙でかった私たちが民意だ、あんな写真は外せ!、といった調子のようです。選挙で勝てば何でもできるというかんちがいはどこでも一緒なのか、とため息が出ます。

 予算も3分の1近く減らされ、運営はたいへんのようです。それでも、夏休み中の子どもたたちも大勢、見学に訪れていました。一時の政治的嵐によって、永年築きあげてきた平和のセンターをなくしてはならない。もったいないですよ。

 大阪府と大阪市が共同で出資した平和のための財団です。財団の独立性を理由に補助は大きく減らされていますが、逆に独立した財団の運営によけいな口をはさむな、とも言えるわけで、微妙な位置にあるな、という感想を持ちました。

 名古屋市と愛知県の集めた戦争関係の遺品や資料などを展示する施設づくりはいまだに宙に浮いたまま、市民の力でピースあいちが先に開館しました。何をどういう視点で展示するのか、難しい問題ですね。

 でも自治体の平和行政は確実に広がっています。平和市長会議への参加自治体の増加がその象徴です。きびしい大阪の現実を見ながらも、さらに遅れている名古屋の平和行政の貧困さを痛感する視察となりました。 

2012年8月 9日 (木)

3党とも不信任だ!

 国会の動きが急です。日本共産党などが呼びかけ、野党共同で内閣不信任案を提出。民主プラス自民や公明も動揺しましたが、あらためて3党で増税法案を進め、近いうちに信を問うことで合意した模様です。
 二大政党(プラス公明)には何の違いもないことがますますはっきりしました。 赤信号みんなで渡れば怖くない、という姿勢で増税を推進する勢力に不信任を突きつけましょう。
 それにしても、マスコミ報道はひどいですね。とくに朝日、読売、毎日の全国紙が3党合意の推進を声高に叫ぶ姿は見てられないひどさです。
 そんななか中日新聞の社説が、解散しかないんじゃないの、と語りかけていたのは立派です。原発反対運動の報道でも、国民の運動に寄り添う姿勢が伝わってくる最近の中日です。
 

 政治を動かすのは大マスコミでも大きな政党でもない、国民の世論と行動こそが政治を動かすいちばんの原動力です。国民の思いを正確に伝える役割を政党やマスコミは果たすべきではないでしょうか。日本共産党と「しんぶん赤旗」のがんばり時です。
 こういう政治の話題でがんばらなくちゃいけないのに、名古屋市会では河合議員の情けない話題ばかり、ほんとにいやになっちゃいます。

2012年8月 4日 (土)

財政分析講座を受講

 3日、4日と二日間、缶詰状態で、財政分析講座に参加しています。主催は東海自治体問題研究所、地方議員が対象の研修会です。 

 参加者はそれぞれの自治体の決算カードを持参し、それを講義に従って、歳入や歳出、赤字か黒字か?などの分析シートに記入しながら、財政分析のポイントをつかんでいくのです。

 電卓片手に、懸命に講義についていく。いつもは当局が用意してくれた資料を見ているだけになりがちですが、データの根拠を自分ではじき出していく作業はとても有効です。いちど原理をつかむと、同じ資料やデータもちがって見えてきます。

 財政状況が立体的につかめるようになる?かな。それにしても総務省が公開しているデータだけで相当の分析ができてしまうことにいまさらながら驚いています。普段、いかに情報を使いこなしていないか、痛感させられました。
 

2012年8月 2日 (木)

臨時教員制度の改善を求める会の市交渉に同席

 市内の公立学校には、2千人以上の臨時教員が働いています。不安定な身分と厳しい労働条件のもとで、名古屋の教育活動を支えています。

 しかし本来、教育に臨時はありません。必要な数の教員採用を抑制してきた結果、臨時教員の活用抜きには現場が成り立たない状況がつくられてきています。

 臨時教員制度の改善を求める会は、1984年頃から、教員採用制度の改善と臨時教員の待遇改善を求めて、粘り強く運動を続けてきた団体です。
 

 会が年に何回か行う市教育委員会との交渉に、私たちも同席し、運動を励まし続けています。今年の夏の交渉が8月2日に開かれ、いつもの倍近い74名の参加がありました。

 今年は永年、要求してきた教員採用試験の受験年齢制限が緩和され、60歳まで受験可能となりました。現場での豊かな経験と能力を適正に評価し、採用すべきです。

 交渉ではとくに特別支援教育の現場で臨時教員が多用されている実態が語られ、改善されてはきたものの原則として同一校での複数年勤務が認められないことが、子どもたちや保護者との信頼関係づくりや、子どもの成長と発達を見守り、計画的に働きかけるうえで大きなマイナスになっていることがあらためて浮き彫りになりました。 

 保護者の方の交渉に参加し発言されていました。本来,PTAがしっかりと取り上げるべき問題ではないのでしょうか。 

 試されずみの豊かな経験をもつ教員に、安定した勤務環境のもとでその力をフルに発揮してもらうために、これからも会の皆さんと力をあわせてがんばりたい。

 

 

大手公園で反核平和盆踊り 3(金)4(土)へおでかけを!

 

 例年、大手公園を会場に開いている反核平和盆踊り、今年は今週の金・土の二日間、夜7時から9時までの開催です。1日、実行委員のみなさんとご近所へあいさつにまわりました。
 今年はゲストも呼んでいます。3日は、大手で私設の日本独楽博物館を開き、世界中のコマを集め、子どもたちにもコマ回しの技を伝授する活動を続けている「独楽のおっちゃん」こと藤田さんが登場します。子どもたちとこままわし、独楽パフォーマンスも必見です。
 

 4日は、みなと祭りでは町内ぐるみで盛りあげる高六町内会。「高六太鼓」のみなさんが和太鼓のパフォーマンスを披露してくれます。
 

 模擬店も出ます。実行委員会が、大手のみなさんのご協力の下で、今年も準備に汗を流しています。もう何十年も続いている夏の風物詩です。ぜひおでかけください。

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