守山養護学校を視察
6日、守山養護学校を視察しました。5年間で生徒数が急増、教室が足りないと悲鳴があがっています。高等部産業課ができたのですが、同一校舎内に押し込めるのはやはり無理があると思いました。せっかくの新しい試みです。意義があるならそれにふさわしい環境を整備することが欠かせません。
障害を持つ子ども達には、普通教室だけでなく様々な空間が必要です。一対一で向き合えるスペースや思いきり身体を動かせる空間や実習、着替えのスペースも。肉体労働の面も強い教員の休憩スペースも必要です。しかしあまりにも余裕がない。
子どもたちのストレスが解消できる広さがほしいと実感しました。
そしてここ数年で、送迎風景も様変わりしていました。朝はスクールバスの利用も多いのですが、帰りは、児童ディや移動支援などのヘルパーの車で学校前が渋滞するのです。放課後支援の広がりを感じるとともに、そこでの課題も少なくないと思いました。ここからは教育委員会ではなく子ども青少年局、健康福祉局の仕事になっていきます。
以前、うかがった熱田区の南養護学校と比べても敷地と建物の余裕のなさは問題です。子どもの最善の利益を、教育委員会にはよく考えてほしいものです。
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